高断熱・高気密と木の関係
- suginoki0
- 6月14日
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更新日:6月28日
高断熱・高気密の家というのはどんな家?
建物の内部と外部の温度差を通常以上に大きく、長い期間維持できる構造の家のことです。
高断熱とは冷暖房効率をあげるために外部から熱の影響を受けない素材や工法を使うことです。
高気密とは(最近では)外壁、屋根、床などが断熱材や気密シートなどで隙間なく包まれ、窓や出入り口もペアガラスや二重サッシなどで熱のロスのないような仕様のことをいいます。ただ、高気密にするとすきま風も入ってこないので、自然換気は期待できません。
いずれにしても空気汚染や結露、カビやダニが発生しないように、吸気口、排気設備を設け、換気には十分気をつかう必要があります。
木は紫外線の吸収が高く、適度な遮音性をもっています(「適度な遮音性」は精神的な安定をもたらします)。内部は管状の繊維を束ねたような構造になっていて熱伝導率が低く、元来高断熱、高気密な素材です。
また、木材そのものが有害な物質を排出しないので、木造の家はシックハウスとは無縁な、高断熱、高気密な住宅なのです。
