木のおもしろさ
- suginoki0
- 6月14日
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更新日:6月28日
人間にさまざまなタイプがあるのと同じように、木にもいろいろなタイプがある。
大工はその木のタイプを見抜かなくてはいけない。
(例えば、あばれるタイプとおとなしいタイプ)
例えば、こういう表現を使う。美しい、おとなしい。
その逆はこう。どうしようもない、ねじれている、かたい。
大工はこんな表現を使う。
「ゆうこと(言うこと)きくかな」
木は若い材ほどあばれやすい。
また、どうしようもない木ほどおもしろい。
あばれる木は、動けないように使うか、あばれてもいいように使う。また、あばれているのを活かして使う。
おとなしい木は ― それでも、伸びたり縮んだりすることがある。
